ウクライナのゼレンスキー大統領は、4日か近日中に、米国のトランプ大統領と話す意向を明らかにした。訪問先のデンマークで3日、会見を開いて語った。米国からウクライナへの武器供与について議論するとみられる。
- プーチン氏、トランプ氏に即時停戦の提案拒否 独立記念日のお祝いも
米国はウクライナへの武器の供与を一部停止しており、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、地上から弾道ミサイルを迎撃するシステム「パトリオット」のミサイル「PAC-3」24発以上などの輸送が、ポーランドで止まっている。
ゼレンスキー氏は会見で、「残念ながら欧州はPAC-3の供与ができない。防空システムとして極めて重要なものだ」と指摘。「あす（4日）か近日中に、トランプ大統領と話し合いたい」と語り、電話協議が予定されていることを示唆した。
ゼレンスキー氏のデンマーク…
